HIVを死滅させるタンパク質、サルの細胞内に発見

http://www.excite.co.jp/News/computers/20040227173000/0227.Technology20040227305.html
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?id=580&issue=6977
HIVがサルの健康な細胞に入り込み、遺伝子を保護する殻を脱ぎ捨てようとすると、サルが持っている『TRIM5アルファ』と呼ばれるタンパク質が、何らかの方法でこれを阻止するという。ウイルスが殻を脱ぎ捨てる仕組みはまだよくわかっていないが、感染メカニズムに大きな役割を果たしていると考えられている。
 ヒトも、ヒト独自のTRIM5アルファ・タンパク質を持っているが、サルのものほど効果的にHIVを撃退できない。しかし、このタンパク質の機能を高める薬が開発できるかもしれないと、ソドロスキー博士は述べている。」「ソドロスキー博士によると、今回発見されたメカニズムを、他のウイルスにも応用できる可能性があるという。」