アップルからiPOD shuffle, Mac mini, iLife, iWorkなどの新製品が発表されましたね。

私が一番インパクトを受けたのは、Mac miniでした。

Mac OSXが動くコンピュータが幅16.5cm x 奥行16.5cm x 高さ5cmという小さな筐体に入っています。スロットローディング方式のCD-RW/DVD-ROM光学式ドライブもついています。アップルにはかつて、G4 cube という小型のデスクトップがありました。わたしも所有していたことがありました。こちらは、幅19.5cm x 奥行19.5cm x 高さ24.8cm でしたからその1/5以下の大きさです。重さもG4 cube 6.4 kgに対してMac miniは1.3 kgとほぼ1/5です。Cube G4はよいコンピュータだと思うのですが、他のMacに比べてそれほど売り上げは伸びなかったようです。デスクトップコンピュータに求められる拡張性が欠けていたことが本質的な問題だとは思いますが、それよりもモールドラインと呼ばれる筐体の傷状の線や、電源の初期トラブルが頻発したことが売り上げが伸びなかった原因となっていたようです。Mac miniはG4 cubeの後継機種といえると思いますが、5~6万円という価格設定は、20万円近くしたG4 cubeと比べて格安です。いわゆるコンシューマー層にターゲットを絞ったところがG4 cubeの戦略とは違っているようです。どれくらい成功するのか楽しみです。

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